沼津商議所が総会 新会館の建設へ用地取得を承認
沼津商工会議所は24日、通常議員総会を沼津市内で開き、老朽化が進む現商議所会館に代わり、同市米山町に新商議所会館を建設するための用地取得を承認した。 購入する土地は、マキヤ(富士市)の店舗跡地約3100平方㍍で、取得額は4億5千万円。会館建設特別会計を新設し、予備費から財政調整基金積立金などを土地購入費に充てる。 会館建設には、総事業費の3分の2を経済産業省が補助する「戦略的中心市街地商業等活性化支一援事業」(上限約10億円)や、商業活性化施設の整備に中小企業基盤機構が無利子貸し付け(上限なし)する「中小企業高度化資金」が活用できることを説明した。 約90人が出席し、後藤全弘会頭は「政府は"景気は底を打った"と発表したが、中小企業にとっては厳しい状況が続いている。過去最大となる国の補正予算が早期に効果を上げることを期待したい」とあいさつした。 総会では、世界規模の経済悪化に伴う緊急景気対策の県や市への要望活動や、沼津マイスター制度創設、中期行動計画策定など2008年度の事業報告と収支決算を承認した。企業経営研究所の中山勝常務理事が「中期行動計画取り組みの課題」と題して講演した。(静新平成21年6月25日(木)朝刊)
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