まちなか再生考える
来月から沼津 ワークショップ開設
沼津市中心市街地活性化協議会は10月、JR沼津駅周辺の中心市街地の再生に向け、住民参加のワークショップ「まちなか再生大学院」を開設する。住民、商業者、地権著からゼミナール生を募り、まちづくりのイメージの共有とリーダー人材の養成を目指す。都市工学専門家の秋山哲男北星学園大客員教授と、地域エコノミスト藻谷浩介氏のゼミを設ける。沼津の中心市街地の現状に通じた両氏の下で、市民ゼミ生が市街地再生の方策を探る。
協議会事務局の沼津商工会議所の担当者は「幅広い世代の市民が大学院レベルの研修を通じて、まちづくりで意見を交わし合う場にしたい」としている。
24日までゼミ生を公募する。応募多数の場合は書面選考をする。問い合わせは沼津商議所〈電055(931)1111〉へ。
《静新平成24年9月20日(木)朝刊》