2012年9月19日水曜日

沼津市議会 9月定例会が開会


11年度決算 117300万円の黒字
 沼津市議会 9月定例会が開会

 沼津市議会9月定例会は18日開会し、会期を1017日までの30日間と決め後、36700万円を追加する本年度一般会計補正予算案、2011年度決算認定など28議案を上程し、市当局が議案説明をした。

 11年度の一般会計歳入は、7175700万円(前年度比43%)、歳出は7033700(5%)。翌年度に繰り越す財源を除いた実質収支額は117300万円の黒字だった。

 歳入の柱の個人市民税は1154600万円(21%)で、前年に引き続き景気回復の遅れを反映した。法人市民税と合わせた市民税は1463700万円(12%)だった。

 歳出では、小中学校耐震化など普通建設事業費の減少で、投資的経費が1211400(211%)だった。義務的経費は人件費、公債費が減った半面、生活保護費を含む扶助費が増え、3481700万円(06%)となった。

 市債の借り入れは649100万円(131%)。市債残高は7212200万円で、市民1人当たりの負担は38600円となった。

 自治体の余裕度を示す財政力指数は0989、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は828といずれも前年度より悪化したが、実質収支比率は改善された。市は「財政の硬直化が進み、厳しい状況にあるが、財政の健全性は維持できている」(財政課)とした。
《静新平成24919()朝刊》

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