駐車場18年度、体育館19年度
沼津市 新市民体育館建設着工目標示す
市役所隣接地
沼津市は23日の市議会6月定例会建設水道委員会で、市役所の隣接地への新たな市民体育館と駐車場の建設について2018年度に駐車場、19年度に市民体育館の建設着工を目指す計画を明らかにした。「香陵公園周辺整備の基本的な考え方」を公表し、現状で考える整備イメージ図も示した。
「基本的な考え方」によると、新市民体育館の建設予定地は香陵公園(運動場)。市役所近くにある香貫駐車場(立体、駐車可能台数202台)と香陵駐車場(平面、同157台)を取り壊すなどして、計約650台の駐車可能な新たな立体駐車場と平面駐車場を用意する。新市民体育館と新駐車場整備は、民間アイデアを生かすPFI(民間資金を活用した社会資本整備)の手法を導入し、事業の効率化やサービスの質向上などにつなげる考え。
委員会で市の担当者は、民間事業者の提案によって整備内容や事業スケジュールなどが変わる可能性を強調した上で、17年度に事業者と契約し、新駐車場は19年度、新市民体育館は21年度の供用開始が目標と説明した。市議から工事に伴って香貫駐車場を壊した際、完成までの代替駐車場について質問が上がると、「香陵公園を仮設駐車場に考えている」と述べた。
【静新平成27年6月24日(水)朝刊】
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