県の沼津鉄道高架事業
新車両基地整備へ契約
JR沼津駅付近鉄道高架事業をめぐり、川勝知事は、沼津市片浜地区での新車両基地の整備工事に向けた調査設計業務委託契約をJR東海と締結したと明らかにした。
県によると、契約は21日付。新車両基地の用地は99・3%を市が取得済み。今後の整備工事に向けた業務委託で、車両基地と交差する道路や水路の施工計画・施工手順、設備の概略設計などについて技術的な検討を2016年度末までに実施する。契約額は5600万円。
知事は鉄道高架事業全体について「鉄道事業者から全面的に協力を得ている」と説明。高架化の必要性を強調した。用地取得率が75・8%の同市原地区の貨物駅移転先用地についても「市とともに必要な土地を提供してもらえるよう全力を尽くす。用地買収のめどが立ち次第、直ちに工事着手するために、必要な設計などを進める」と述べた。
【静新平成28年1月30日(土)朝刊】
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