2014年8月9日土曜日

知事会見:沼津鉄道高架事業

知事会見
 沼津鉄道高架事業 「民意把握は十分」
 JR沼津駅付近鉄道高架事業で、沼津市の反対地権者の会や市民グループがあらためて市民意識を把握するよう求めたのに対し、「(意識把握には)十分に時間をかけたという認識を持っている」と否定的な考えを示した。
 地権者の会などは728日、無作為抽出した市民50人と意見交換をした上で判断するよう提案した。
 知事はこれに関して「34年前なら、文字通りすぐにしなければいけなかった」とした上で、「PI(住民参加型合意形成作業)を丸2年間実施し、車座談議やオープンハウスの参加人数は延べ3千人を超えている」と指摘し、既にさまざまな手法で市民の意見を聞いたとの認識を強調した。
 また、事業への反対や見直しを求めるグループなどには「知事室や地元で直接会い、意見は把握している。市民の意見は、市長選や市議選で示されているのではないか」とも述べた。
 知事はこれまでに事業を推進する方針を表明。貨物駅の移転先とされる原地区に、東海道線を南北にまたぐ歩道橋を先行して設置する考えも示している。

(静新平成2689日朝刊)

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