県議会6月定例会(25日)、代表質問。
沼津鉄道高架事業 知事、判断時期示さず
川勝平太知事はJR沼津駅付近鉄道高架事業に関して「(現在の状況で)計画を中止すると決断したら、あるいは(未買収用地を)強制収用して計画通りに実行すると言ったらどうなるか。決して市民の方々の幸福にはつながらない」と述べ、方向性について自らの判断を示す時期について明言を避けた。増田氏への答弁。
知事は「決める時は決めるんだと粋がる話ではなく、それぞれの幸福につながるようにしなければいけない。そのためには立場の違う方がたくさんいるので、譲り合わなければならない」と持論を展開した。その上で「川勝に任せると言っていただければ、目標に向けて実現するという固い決意をしている」と述べ、関係当事者が自らに判断を一任するようあらためて求めた。
(静新平成26年6月26日朝刊)
代表質問要旨
鉄道高架事業地元は決断待ち
自民・増田氏
JR沼津駅付近鉄道高架事業について知事は昨年11月、沼津市選出の県議4人に2月定例会で方針表明すると約束したと聞いた。しかし、年が明けると時期を先延ばしする発言を始めた。地元沼津の人たちは「何も決まらない状態が『不幸』を生んでいる現状を鑑み、期限を設けて速やかに意思決定すべき」と考え、知事の決断を今か今かと待っている。
(静新平成26年6月26日朝刊)
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