沼津鉄道高架方向性判断
市長、知事方針に理解
JR沼津駅付近鉄道高架事業をめぐり、沼津市の栗原市長は26日の定例記者会見で、「反対派、推進派の双方が納得できる形で決着をつけようとしている知事の考えを大事にしたい」と述べ、川勝平太知事が関係当事者間の合意形成を目指そうという姿勢に理解を示した。 沼津駅北口には7月20日、沼津駅周辺総合整備事業の一環で整備した総合コンベンション施設プラサヴェルデが全面開業する。川勝知事は、この日に合わせて事業の方向性を判断できるよう鉄導高架事業に反対している住民との協議を続けている。ただ、反派住民は、同事業に・伴う原地区への貨物駅移転に反対していて、合意形成の見通しは立っていない。栗原市長は「(知事判断を)無期限に待つというわけにもいかないが、決断する環境が整った時に決断してもらうのが大事」と話した。
(静新平成26年6月27日朝刊)
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