沼津鉄道高架への知事対応
JR貨物社長が評価
JR貨物の田村修二社長は10日の記者会見で、JR沼津駅付近の鉄道高架事業をめぐる川勝平太知事との8月末の会談に関し、「知事がきちんと事業を推進しようとしているとは感じた」と評価した。ただ、事業の進め方など具体的な説明はなかったとした。
知事との会談では、災害時に貨物駅が防災拠点として重要な役割を担うとの認識で「意見が一致した」とも語った。
事業に伴う沼津市原地区への貨物駅の移転について、「さまざまな最新技術によって迷惑がかからないようにしたい」と述べ、騒音が出ないフォークリフトを配置したり、夜間作業で投光器の光の幅を狭める措置を講じたりして影響に配慮する考えを明らかにした。
原地区に東海道線をまたぐ歩道橋を設置したいとの知事の意向には「協力できることは協力するという立場だ」と理解を示した。
(静新平成26年9月11日朝刊)
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