知事会見 貨物駅の移転 理解促進期待
「重要な基地として最適」 沼津鉄道高架
JR沼津駅付近鉄道高架事業に伴う沼津市原地区への貨物駅移転について、「(必要性が)必ず地元の方々にも分かっていただける」と述べ、現段階で移転に反対する地元地権者の理解が進むことへの期待感を示した。
地元住民やJR貨物などとの話し合いを積極的に進めてきたと強調。「ありがたいことに待避線まで譲ると、(反対地権者の)有力者が言われた。それをベースにJR貨物に語り掛けた」と述べた。住民の希望を基に開始した原地区での立体横断施設設置の検討などは「私にとってはこれ以上できないアクション」とした。
JR貨物幹部2人との会談では、移転する貨物駅が貨物の取り扱いが少ない実質的な待避線で、首都直下型地震などの大規模災害時に拠点となることを確認したと説明。「重要な基地として最適というのは、説得力があるものだと思っている」と述べた。
(静新平成26年9月25日朝刊)
0 件のコメント:
コメントを投稿