初売り、高額商材好調
県百貨店協会がこのほど発表した県内加盟店(松坂屋静岡店、静岡伊勢丹、遠鉄百貨店、西武沼津店)の1月売上高は、前年同月比14・2%増の91億2095万円だった。西武沼津店の閉店セール効果のほか高級時計など高額商材が大幅に伸び、全体を押し上げた。
前年比プラスは15カ月連続。高額商材は美術、宝飾、貴金属が全体的に好調で、前年比4割増だった。9月以降、5カ月連続で増加し、特に政権交代後の12~1月は二桁増と急伸している。担当者は「景気回復への期待感で消費マインドが好転している」とみている。
初売りや福袋商戦も、元旦営業を始めた西武沼津店をはじめ堅調に推移した。松坂屋静岡店は昨年12月に改装した食品フロアの好調がけん引し、入店客、売上高ともに前年比増加。遠鉄百貨店は下旬に行った韓国の物産展が好調で、前年比プラスを確保した。冬物一掃セールを今年から1月18日に遅らせた静岡伊勢丹は定価商品の売上高が前年を上回った。担当者は「防寒衣料が本当に必要な時に十分な種類や量を備えて適正価格で提供することへの二ーズはある」と話す。
強い寒気による気温低下や1月中旬の祝日の降雨で、入店客数は加盟店全体としては前年比微減だった。
《静新平成25年2月26日(火)》
2013年2月26日火曜日
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