知事、PI結果尊重
沼津駅鉄道高架事業 関係機関と終了後協議
JR沼津駅付近鉄道高架事業をめぐり、川勝平太知事は18日、県が進める住民参加型合意形成作業パブリックインボルブメント(PI)が最終段階に入っていることを踏まえ、「(結果を受けて)沼津市や経済界と連携して、鉄道会社など関係機関との(具体的な)協議に入っていきたい」とPIの結果を尊重する考えを示した。
静岡市内で栗原裕康沼津市長、市川厚沼津商工合議所会頭と非公開で会談し、終了後に答えた。
川勝知事は「PI には口を挟まない。PIの結果を(県の)担当者が関係機関に働き掛け、その上で自分も協議に入る」と述べた。
栗原市長は「高架化を行う考えで(知事とは)方針が一致している」と述べた。
PIは全6段階の検討工程があり、現在は7種類の代替案を費用対効果などの視点で比較評価する5段階目の議論を行っている。
県は今秋までにPIを終了し、年内に県としての方向性を出す方針を示している。
《静新平成25年9月19日(木)朝刊》
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