2014年2月13日木曜日

上空使用に理解 JR貨物社長

沼津駅高架事業
 上空使用に理解 JR貨物社長
 JR貨物の田村修二社長は12日の記者会見で、JR沼津駅付近鉄道高架事業に関し、現計画で貨物駅の移転先になっている沼津市原地区の線路や貨物駅の上空使用に理解を示した。「震災を考えて上空使用が立案された場合、貨物駅の機能が阻害されない前提で協力するのは全然問題ない」と述べた。
 田村社長は昨年11月に川勝平太知事と面会した際、地震や津波対策を踏まえて協力する意向を伝えたという。「貨物駅の機能がきちんと保全されるなら、協力するのが基本姿勢だ」と指摘した。
 事業の進捗(しんちょく)について「動向を見守るしかない。何とか早くまとまってほしい」と述べた。
 一方、JR東海は上空使用に関して「県から具体的な話を聞いておらず、上空使用を認めた事実もない。今後、県から話があれば、協議させていただく」としている。

《靜新平成26213()朝刊》

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