一般会計706億5000万円
沼津市新年度予算案
沼津市は5日、2014年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・4%増の706億5千万円で、特別会計と企業会計を合わせた総額は6・2%増の1423億2800万円。政策的経費は防災や中心市街地再生、にぎわい創出などの課題に対応する事業に予算を重点化し、市の将来設計を図る。
一般会計は、消費税率引き上げに伴う国の臨時福祉給付金や、駿東伊豆地区消防広域化に向けて構成7市町が拠出した負担金なども計上したため、「実質的な伸び率は1・9%」(財政課)。
歳入の柱となる市税は1・4%増の353億円。個人市民税は2・0%減の115億1700万円を見込む。法人市民税については輸出関連の一部製造業の業績回復を予測して22・3%増の31億9400万円とした。財政調整基金から2億2千万円を取り崩し、市債71億円の発行などで財源不足を補う。自主財源比率は58・7%(0・6ポイント減)。
重点化した防災関連事業は、人工築山の建設や津波避難路沿いのブロック塀撤去の全額補助などを盛り込み、30億4千万円。中心市街地の再生やまちの魅力創出には、今夏オープンする総合コンベンション施設プラサヴェルデ周辺整備や、沼津駅周辺への居住促進を図る計画策定などに1億6千万円を充てる。
《靜新平成26年2月5日(水)夕刊》
2014年2月5日水曜日
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