沼津・東椎路大型商業施設計画
「ららぽ-と」優先交渉 地権者団体選定
大型商業施設の進出が計画されている沼津市東椎路の市街化調整区域の地権者団体「街並を創造する会」は24日までに、進出を希望している複数の企業の中から、最初の交渉相手とする企業として「ららぽーと」を運営する三井不動産を選定した。
同会にはこれまで、三井不動産と「ラザウォーク」を運営するユニーの2社から具体的な企画書の提示があり、他の2社からも進出の意向が示されていた。同会役員会は、地権者全体の意向や地元企業の活用策、土地の農地転用手続きの協力態勢などを基準に検討し、「ららぽーと」と優先的に交渉を進めていくことを決めた。
同会によると、三井不動産が提示した「ららぽーと」の店舗面積は約6万平方㍍。テナント数は約200店、駐車台数は約3500台。3千~4千人の雇用を創出するという。
同会の深沢臣夫会長は「本年度中に具体的な交渉を詰め、5年後には開店できるようにしたい」と話した。
三井不動産の広報担当者は「計画の実現に向けて、地権者、行政、地元住民と協力し、魅力的な施設を作りたい」とコメントした。
《靜新平成25年10月25日(金)朝刊》
0 件のコメント:
コメントを投稿