2009年12月8日火曜日

 沼津市の「市中心市街地活性化基本計画」


 沼津市の「市中心市街地活性化基本計画」
 県東部初の国認定
 沼津市の「市中心市街地活性化基本計画」(2009年12月~15年7月)が7日、内閣府に認定された。県内では浜松市、藤枝市、静岡市(静岡・清水地区)、掛川市に次ぎ5市目。都市機能と居住環境の両面を充実させ、交流人口拡大と定住人口確保を狙う。
 計画区域はJR沼津駅を中心とした約227㌶のエリアの「広域拠点にふさわしい都市機能の集積」「多様なライフスタイルに応える便利で快適な居住環境の創造」を基本方針に据え、東部コンベンションセンター整備事業、町方町・大門町・通横町地区まちづくり推進事業、狩野川一帯で進めている「セントラルパーク構想」を実現させるための護岸修景整備、中央公園整備事業などを中心に盛り込んだ。
 本年度の同市中心市街地の歩行者自転車通行量は1日7万5112人、居住人口は2万2357人。14年度には通行量を7万6700人(2%増)、居住人口を2万3850人(6・5%増)にする目標。多目的展示イベント施設の利用者数は42万1000人から50万人に19%増やしたい考え。
 認定により、国の補助金支出の要件を得たことになる。全国の認定都市はこれで、累計90市町92地区となった。
(静新平成21年12月8日(火)朝刊)