2013年2月28日木曜日

そごう・西武社長に松本氏

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「来年一月三十一日の西武百貨店沼津店の閉鎖を決定した、そごう・西武の松本隆専務は二十七日、山本辰美・沼津店店長らと共に市役所を訪れ、栗原裕康市長に沼津撤退を伝えた。」の
松本隆氏がそごう・西武社長就任!


そごう・西武社長に松本氏
2013/2/28 14:00

松本 隆氏

 セブン&アイ・ホールディングスは28日、傘下の百貨店大手、そごう・西武の社長に同社の松本隆取締役専務執行役員(60)が3月1日付で昇格する人事を固めた。山下国夫社長(70)はいったん取締役となり、5月の株主総会後に顧問に就く。山下社長は主力店舗の西武池袋本店の大規模改装や不採算店整理などで一定の成果をあげた。そごう・西武は今後、自主企画商品を強化して収益拡大路線を進めるため、若返りを図る。

 松本 隆氏(まつもと・りゅう)75年(昭50年)早大政経卒、西武百貨店(現そごう・西武)入社。09年そごう・西武取締役。東京都出身。

レンタルバイクの専門店 仲見世一画にオープン

レンタルバイクの専門店
 あす仲見世一画にオープン
 田方自動車学校(小林淳一郎代表取締役)は、レンタルバイクの専門店「レンタルバイク沼津駅前店」を、あす三月一日、大手町の仲見世商店街一画(マルサン書店南側)にオープンすることになり、内覧会を兼ねたレセプションが二十六日、同店で開かれた。

 同店は、四十八法人と提携して九十七拠点でレンタルバイクサービスを提供する埼玉県のキズキレンタルサービス(松崎一成代表取締役)のフランチャイズ店。
 田方自校では、八月の夏休み期間中と十二月から三月までに普通免許取得者が急増する一方で、四月から七月、九月から十一月までは教習生が少なく、主に高齢者講習や自動二輪、大型トラック、大型特殊の教習が中心となることから、閑散期に主に自動二輪の教習生を増やそうと計画。
 一方で、同自校卒業生や在校生、職員でツーリングクラブを結成しているが、「免許は取得したが、バイクは購入できない」と、ツーリングに参加できない卒業生も多いことに着目し、同店のオープンを考えた。
 「卒業したら再来校しない」という自動車教習所のあり方を変え、卒業してからも大切な顧客としてアフターフォローを継続しようというもので、原付から大型バイクまで二十八台を揃え、主に会員制サービスによるレンタル事業を行う。
 レセプションで小林代表取締役は、「免許を取得しても、バイクを買いたいが置き場がない、年に何回も乗らないので買うのをためらう、という卒業生の悩みを聞き、たまにバイクに乗りたい人のためにレンタルでの提供を考えた。私は沼津出身なので、沼津の中心市街地の活性化やアクセスも考えて、ここに出店することにした。利用者の半分は地元を見込ん一でいる」と話した。
 続いてキズキの松崎代表取締役があいさつ。「もともとバイクを販売していたが、ありそうでなかったレンタルバイクのフランチャイズを始めて六年目。オートバイは人のものを借りて乗るもんじゃない、というのが定説だったが、時代が変わり、ニーズが変わった。乗りたいけれど乗れない人、オートバイを楽しみたい人に新たに提供するインフラ整備と捉え、新スタイルのオートバイライフを提案したい」と話した。
キズキが運営するオートバイレンタル店は、バイク好きが集まる場所として知られ、店ごとにツーリングなどのイベントを企画し、ツーリング婚活なども行う。電車や飛行機で移動時間を短縮し、その分、バイクを楽しむ「旅のツール」としての利用もある。
「店舗周辺の飲食店でアフターツーリングを楽しむ人達も多く、初めて会った人同士もツーリングや飲食で打ち解けるのが早い。商店街の活性化にもつながるのでは」という。
小林代表取締役は「今後、会員を対象に、月に一回はツーリングを中心としたイベントなどを企画していきたい。様子を見ながら多店舗展開も考えていく」と話す。
 時間を決めて貸し出すほか、年間会員サービズがあり、入会金一万二千円と、月額固定会費を支払うことで月に三回、年間二十四回まで乗りたい時に気軽に好きなバイクを乗ることができ、レンタルする曜日やバイクのクラスによって、月額六千五百円から九千五百円までの四コースを用意。
 申し込みは電話か店舗で受け付け、インターネットのホームページ(www.rental819.com/)で車種が確認できる。ヘルメットやグローブなどもレンタルで用意している。
 なお、オープニングキャンペーンとして四月二十日までの利用分を予約した先着十人に、レンタルバイク基本料金を半額で提供する。
 営業時間は午前十時から午後七時。水曜日と第一・四火曜日は定休。
 問い合わせと予約は同店(電話九六三―八五五八)または田方自動車学校(電話九七八―二四五二)
《沼朝平成25年2月28日(木)号》

2013年2月26日火曜日

初売り、高額商材好調

 県百貨店協会がこのほど発表した県内加盟店(松坂屋静岡店、静岡伊勢丹、遠鉄百貨店、西武沼津店)の1月売上高は、前年同月比14・2%増の91億2095万円だった。西武沼津店の閉店セール効果のほか高級時計など高額商材が大幅に伸び、全体を押し上げた。
 前年比プラスは15カ月連続。高額商材は美術、宝飾、貴金属が全体的に好調で、前年比4割増だった。9月以降、5カ月連続で増加し、特に政権交代後の12~1月は二桁増と急伸している。担当者は「景気回復への期待感で消費マインドが好転している」とみている。
 初売りや福袋商戦も、元旦営業を始めた西武沼津店をはじめ堅調に推移した。松坂屋静岡店は昨年12月に改装した食品フロアの好調がけん引し、入店客、売上高ともに前年比増加。遠鉄百貨店は下旬に行った韓国の物産展が好調で、前年比プラスを確保した。冬物一掃セールを今年から1月18日に遅らせた静岡伊勢丹は定価商品の売上高が前年を上回った。担当者は「防寒衣料が本当に必要な時に十分な種類や量を備えて適正価格で提供することへの二ーズはある」と話す。
 強い寒気による気温低下や1月中旬の祝日の降雨で、入店客数は加盟店全体としては前年比微減だった。
《静新平成25年2月26日(火)》

2013年2月19日火曜日

伊豆箱根鉄道旅行事業 子会社に一本化へ

伊豆箱根鉄道旅行事業 子会社に一本化へ
 伊豆箱根鉄道(本社三島市)は18日、同社が取り扱っている旅行事業を、4月からグループ会社の伊豆箱根バス(同)に一本化すると発表した。伊豆箱根鉄道の営業所「伊豆箱根トラベル」6店舗は3月31日で営業を終了する。伊豆箱根バスは「旅行センター(仮称)」3店舗を新設する。旅行事業の効率化とバス事業の営業強化が狙い。両社の持つ営業力やノゥハウを集約し、バスを使った旅行商品の企画、販売を強化する。
 営業を終了する伊豆箱根トラベルは、三島田町旅行センター(同鉄道駿豆線三島田町駅内)、伊豆長岡営業所(同線伊豆長岡駅前)、御殿場営業所(東名高速御殿場インターチェンジ近く)など。
 このうち神奈川旅行センター(同鉄道大雄山線小田原駅内)、本社営業所(本社内)、沼津旅行センター(JR沼津駅前)は、伊豆箱根バスの新3店舗に営業を引き継ぐ。
《静新平成25年2月19日(火)朝刊》

2013年2月14日木曜日

歩車分離式信号機平成25年2月15日午後1時運用開始

交通安全たより 発行日平成25年2月12日
沼津警察署(取扱交通第一課)

歩軍分離式信号機とは、歩行者用信号の表示と車両用信号の褒示を完全に分離して表示する信号です。
歩行者用信号が青色の時は、全ての車両用信号は、赤色となります。
右左折して来た車両と横断歩道上の歩行者の事故を防止する事が目的です。

ただし、斜め横断用の横断歩道は設置されません。

2013年2月9日土曜日

沼津市議会2月定例会

沼津市議会2月定例会日程
15日から36日間 
 沼津市議会は8日、議会運営委員会を開き、2月定例会の日程を15日から3月22日までの36日間と決めた。2013年度当初予算案をはじめ、5億2400万円を追加し745億3200万円とする12年度一般会計補正予算案、市職員の退職手当を段階的に17%(平均約400万円)引き下げる条例改正案など45件を上程する。
 開会日には栗原裕康市長が13年度当初予算案提出に合わせて施政方針を示す。代表質問個人質問は3月4~6日に行う。
 12年度一般会計補正予算案の概要は、病院事業会計への繰り出し金3億5千万円、門池公園整備事業費1億1300万円、沼津駅南土地区画整理事業9100万円など。
《静新平成25年2月9日(土)朝刊》

特別職給与10%カットへ 条例改正案提出
 沼津市は15日開会する市議会2月定例会に、特別職の市長、副市長、教育長の給与を2013年度から2年間、10%削減する条例改正案を提出ずる。栗原裕康市長は、政府が地方自治体に求めている地方公務員の給与削減にも応じる意向で、職員に理解を求めていく方針を示している。
 条例が改正されると、市長の給与は100万5千円から90万4500円に、副市長2人は80万円から72万円に、教育長は69万3千円から62万3700円になる。年間の削減額は395万7600円。
 同市のラスパイレス指数(国家公務員を100とした給与水準を表す数値)は12年4月現在102・3だが、国家公務員の給与削減後は110・6%となる。栗原市長は「給与が高いと市民から批判がある。組合との交渉になるが、国の方針に従っていきたい」と話している。
《静新平成25年2月9日(土)朝刊》

2013年2月7日木曜日

沼津市新年度予算案

沼津市新年度予算案 前年度比4億円増


 沼津市が6日発表した2013年度当初予算案は一般会計が677億円で前年度を6・3%下回った。厳しい財政事情の中でも、地震・津波対策の経費は前年度より約4億円増額した。昨年の事業仕分けで要改善とされた下水道事業など6事業は計5億3900万円を削減した。栗原裕康市長は、市民サービスの維持と、民間と協働したまちづくりにも主眼を置いた予算編成と説明した。
 ▼安心・安全
 門池、今沢、内浦の地区センター建設事業(5億5500万円)と戸田地域活性化センター建設事業費(2億3千万円)は市民活動や避難時の拠点として整備する。小中一貫型学校整備事業(16億6100万円)で建設する静浦小中一貫学校も避難所機能を担う。津波対策事業(7千万円)は戸田地区に津波避難タワーを新設し、同市本に設ける築山の詳細設計を行う。
 ▼まちづくり
 まちあるき拠点創造事業(1500万円)は中央公園で民間が開く観光イベントを支援する。キラメッセぬまづ利用促進事業(1億1700万円)は施設の管理運営、大型会議の誘致を行う。住宅政策推進事業(900万円)は中心市街地の居住促進に向けて計画を策定する。スマートインターチェンジ設置事業(4億8千万円)は東名高速道愛鷹パーキングエリア付近の道路改良工事や、新東名高速道駿河湾沼津サービスエリアへの新設に向けた実施設計費として計上した。
《静新平成25年2月7日(木)朝刊》

2013年2月6日水曜日

沼津市一般会計677億円

沼津市一般会計677億円
 新年度予算案投資的経費、大幅減


 沼津市は6日、2013年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初に比べ45億3千万円少ない677億円(6・3%減)。土木、教育関係の投資的経費が大きく減少した。5特別会計、3企業会計との合計は1340億5100万円(3・6%減)になる。
 一般会計の歳入のうち、自主財源の柱となる市税は348億円で前年度を3億円下回った。予算規模が縮小したため、歳入全体に占める市税の割合は4年ぶりに50%を上回った。自主財源比率は59・3%で、1・2ポイント改善した。
 歳出では、生活保護費などを含む扶助費が143億9500万円(3・4%増)に上り、全体の21・3%を占めた。一方、JR沼津駅北口の展示イベント施設「キラメッセぬまづ」(6月29日先行オープン予定)の建設事業や小中学校の耐震化が終了したことにより普通建設事業費が大幅に減り、95億9600万円(30・9%減)となった。公債費は78億円(1
・2%減)。市は、前年度に引き続き防災関連事業に重点配分するほか、喫緊の課題になっている中心市街地の活性化や定住人口の増加に向けた新規事業に力を入れる。14年度以降に新市民体育館や清掃プラントなどの大型建設事業が控えているため、「貯金を維持しながら借金を減らし、財政規律を守る踊り場的予算」(市幹部)と位置付けた。
《静新平成25年2月6日(水)夕刊》

2013年2月2日土曜日

西武沼津店本館は取り壊し決定 ・新館は「やまき」がリニアル

西武沼津店本館は取り壊し決定 ・新館は「やまき」がリニアル
閉店後については、新館部分は、商業コンサルティング業の「やまき」(東京都港区)が複合商業施設としてリニューアルオープンする計画が上がっている。同社によると、地権者と協議を続けており、2月中旬にも最終合意できる見込みという。
新館は71年にオープンし、地上8階、地下1階。延べ床面積は1万2309平方メートル。同社は「内装や外装をリニューアルし、飲食店などが入った施設にする」としている。
一方、本館については31日、土地と建物を所有する伊豆箱根鉄道(三島市)が、閉店後は建物を取り壊すと発表した。更地にした上で有効な活用法を検討するという。
本館は57年6月、地上5階、地下1階でオープン。67年に8階まで増築し、延べ床面積は6030平方メートル。敷地面積は831平方メートル。老朽化が進んでおり、継続使用には数億円の投資が必要になると見られることなどから取り壊しを決定した。今年夏ごろから、作業を始めるという。(WEB毎日新聞記事2月1日より)

※この毎日新聞記事の「やまき」についてネットで下記のよう書かれていました。
私たち「やまき」は、商業コンサルタントとして関東はもとより全国の中心市街地の複合商業施設を手掛けてまいりました。
そして、立地に見合った(法定再開発・リボーン・リニューアル)テーマ・コンセプトを利用者の目線に立ち数多く提案し続けております。
実例としてはタレントショップ(モーニング娘。等)、仮設店舗(空港・駅他のカートショップ)、屋上フットサルガーデン、インドア型ハウジングテーマパーク等があります。
このような経験の蓄積が「やまき」ならではの発想を可能にしました。
それが、商業施設の再生(治療)に特化した総合病院というスタイルです。
近年、郊外型SCが商業の中心となり、中心市街地からの人離れが顕著に見られます。
たとえば、中心市街地に残された高齢者です。間違った商業開発の結果(処方箋)によって、彼らは郊外に行くこともできず日常の買物にも苦労する「買物難民」となっています。では正しい商業の処方箋とは何でしょう?
その答えを「やまき」は知っています。ですから現在、弊社に再生(治療)の問い合わせが殺到しているのです。
47都道府県で歴史と文化のある中心市街地がだめになると、街全体が病んでしまい人々が元気に生活できる状態でなくなります。
いったい、どうすればよいのでしょう…。
その答えは、集客・売上に伸び悩んでいる中心市街地の商業施設に、時代に見合った治療をおこなうことです。

2013年2月1日金曜日

西武沼津店55年歴史に幕:動画

西武沼津店55年歴史に幕





西武沼津店55年歴史に幕
3万人来店、別れ惜しむ
 JR沼津駅南口の西武沼津店(沼津市大手町)31日、閉店した。1997年の浜松店、2006年の静岡店に続く閉店で、県内から「SEIBU」の看板が消えた。商都・沼津のシンボルとして君臨した県東部唯一のデパートは55年の歴史に幕を下ろし、多くの市民が別れを惜しんだ。
 
 午後7時半に営業を終えると、名残惜しむ買い物客を従業員が深々と頭を下げて見送った。店舗前で行った式典で、山本辰美店長は「長らくご愛顧いただいた当店は本日、営業終了します。多くのお客さまに深く感謝します」と述べた。山本店長には地元の沼津大手町商店街振興組合(松田和孝理事長)から花束が贈られた。
 沼津店は旧西武百貨店が1957年、地方第1号店として開業した。「沼津で東京のお買いもの」が当時のキャッチフレーズだった。ピークの922月期は約206億円を売り上げた。しかし、郊外型商業施設の台頭などで20122月期は74億円まで縮小。102月期から3期続けて赤字を計上していた。
《静新平成2521()朝刊》