2013年2月7日木曜日

沼津市新年度予算案

沼津市新年度予算案 前年度比4億円増


 沼津市が6日発表した2013年度当初予算案は一般会計が677億円で前年度を6・3%下回った。厳しい財政事情の中でも、地震・津波対策の経費は前年度より約4億円増額した。昨年の事業仕分けで要改善とされた下水道事業など6事業は計5億3900万円を削減した。栗原裕康市長は、市民サービスの維持と、民間と協働したまちづくりにも主眼を置いた予算編成と説明した。
 ▼安心・安全
 門池、今沢、内浦の地区センター建設事業(5億5500万円)と戸田地域活性化センター建設事業費(2億3千万円)は市民活動や避難時の拠点として整備する。小中一貫型学校整備事業(16億6100万円)で建設する静浦小中一貫学校も避難所機能を担う。津波対策事業(7千万円)は戸田地区に津波避難タワーを新設し、同市本に設ける築山の詳細設計を行う。
 ▼まちづくり
 まちあるき拠点創造事業(1500万円)は中央公園で民間が開く観光イベントを支援する。キラメッセぬまづ利用促進事業(1億1700万円)は施設の管理運営、大型会議の誘致を行う。住宅政策推進事業(900万円)は中心市街地の居住促進に向けて計画を策定する。スマートインターチェンジ設置事業(4億8千万円)は東名高速道愛鷹パーキングエリア付近の道路改良工事や、新東名高速道駿河湾沼津サービスエリアへの新設に向けた実施設計費として計上した。
《静新平成25年2月7日(木)朝刊》

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