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2018年3月3日土曜日

沼津市観光案内所 駅ビル2Fに移転

観光案内所駅ビルに移転
沼津市議会市側答弁6月、拠点機能強化
 沼津市は6月、総合観光案内所を現在の沼津港からJR沼津駅ビル内に移転し、同市を訪れる観光客の利便性向上や伊豆観光の拠点としての機能強化につなげる。2日の市議会2月定例会一般質問で光林治産業振興部長が明らかにした。梅沢弘氏(改革ぬまづ)への答弁。(東部総局・中村綾子)
 開設場所は駅ビル「アントレ」の2階部分で、運営業務を受託するNPO法人沼津観光協会の事務所を併設する。これまでは駅南ロ1階部分に観光案内ブースがありスタッフ1人を配置するのみだったため、市内の団体などから「駅前での観光案内をもっと充実すべき」との要望が寄せられていた。
 光林部長は2018年度からプレキャンペーンが始まる静岡デスティネーションキャンペーン、19年のラグビーワールドカップ、20年東京五輪・パラリンピックなど今後予定される大型イベントに触れ「国丙外からの観光客がこれまで以上に多く訪れることが予想される。沼津港だけでなく市全体、伊豆半島の入り口として観光案内機能の充実を図りたい」と述べた。
【静新平成30年3月3日(土)朝刊】

2017年10月27日金曜日

旧西武沼津の跡地取得 ヨシコン今後活用策を検討 平成29年10月27日(金)静新朝刊

旧西武沼津の跡地取得
ヨシコン今後活用策を検討
ヨシコンは26日までに、JR沼津駅南口の旧西武沼津店の本館跡地(沼津市大手町)を、伊豆箱根鉄道から取得した。20131月の閉店後、中心市街地活性化に資する利活用が注目されていて、現在は地元の飲食業など2店が営業甲。今後の活用法についてヨシコン側は「まだ白紙の状態。複数の選択肢を含め開発計画を検討していく」としている。
ヨシコンによると、契約は20日付で、面積831平万㍍の取得額は非公表。
跡地については、146月から西側半分を駅前にぎわい広場として地元飲食業の「雄大フェスタ」、同年7月から残り半分で日産レンタカー沼津駅前店がそれぞれ営業を開始。承継した2店舗の賃貸借契約終了後、来年半ば以降に本格的に調整を進める見通し。
ヨシコンは、JR清水駅前の旧西友ビル跡地をはじめ、県内各地でマンション建設、ホテルや商業施設誘致など含めた不動産開発事業を展開している。

(静新平成291027()朝刊)


2013年8月28日水曜日

旧西武沼津店 本館解体あす着手

旧西武沼津店 本館解体あす着手
 跡地利用は検討続行
 1月に閉店したJR沼津駅前の旧西武沼津店(沼津市大手町)の本館について、所有者の伊豆箱根鉄道は27日、建物の解体工事を29日から来年3月末まで約7カ月間かけて実施すると発表した。解体後の活用方法は沼津市や沼津商工会議所などとも協議を進め、駅前の活性化につながるよう検討を続ける。
 解体工事は細かく粉砕して進める圧砕工法を採用し、9月中に建物に囲いや足場を作った後、本格的な解体に入る。建物が50年以上経過して老朽化しているため、現在の建物を維持しながらのテナント誘致などの再活用は困難と判断し、解体を決めていた。本館と新館を結ぶ連絡通路は4月に工事を始め、撤去を終えている。
 同社の担当者は「環境や地元に配慮して工事を進める。解体後の活用方法は未定だが、できるだけ早く方針を示したい」と話している。
 新館は県内外でアミューズメント施設などを展開する浜松市内の会社が2013年度内の開店を目指し、複合商業施設へのリニューアル計画を進めている。

 「幅広い世代が楽しめる施設に」
新館で沼津市長要請
 浜松市の企業が旧西武沼津店新館を複合商業施設にリニューアルする計画を進めていることについて、沼津市の栗原裕康市長は27日の定例会見で「幅広い世代が楽しめるような施設にしてほしい」と企業側に伝えたことを明らかにした。栗原市長は「沼津の顔となる場所が長い間寂しくなってしまうことを心配していた。計画通りに進めば一安心と思っている」と話した。
《静新平成25年8月28日(水)朝刊》

2013年2月2日土曜日

西武沼津店本館は取り壊し決定 ・新館は「やまき」がリニアル

西武沼津店本館は取り壊し決定 ・新館は「やまき」がリニアル
閉店後については、新館部分は、商業コンサルティング業の「やまき」(東京都港区)が複合商業施設としてリニューアルオープンする計画が上がっている。同社によると、地権者と協議を続けており、2月中旬にも最終合意できる見込みという。
新館は71年にオープンし、地上8階、地下1階。延べ床面積は1万2309平方メートル。同社は「内装や外装をリニューアルし、飲食店などが入った施設にする」としている。
一方、本館については31日、土地と建物を所有する伊豆箱根鉄道(三島市)が、閉店後は建物を取り壊すと発表した。更地にした上で有効な活用法を検討するという。
本館は57年6月、地上5階、地下1階でオープン。67年に8階まで増築し、延べ床面積は6030平方メートル。敷地面積は831平方メートル。老朽化が進んでおり、継続使用には数億円の投資が必要になると見られることなどから取り壊しを決定した。今年夏ごろから、作業を始めるという。(WEB毎日新聞記事2月1日より)

※この毎日新聞記事の「やまき」についてネットで下記のよう書かれていました。
私たち「やまき」は、商業コンサルタントとして関東はもとより全国の中心市街地の複合商業施設を手掛けてまいりました。
そして、立地に見合った(法定再開発・リボーン・リニューアル)テーマ・コンセプトを利用者の目線に立ち数多く提案し続けております。
実例としてはタレントショップ(モーニング娘。等)、仮設店舗(空港・駅他のカートショップ)、屋上フットサルガーデン、インドア型ハウジングテーマパーク等があります。
このような経験の蓄積が「やまき」ならではの発想を可能にしました。
それが、商業施設の再生(治療)に特化した総合病院というスタイルです。
近年、郊外型SCが商業の中心となり、中心市街地からの人離れが顕著に見られます。
たとえば、中心市街地に残された高齢者です。間違った商業開発の結果(処方箋)によって、彼らは郊外に行くこともできず日常の買物にも苦労する「買物難民」となっています。では正しい商業の処方箋とは何でしょう?
その答えを「やまき」は知っています。ですから現在、弊社に再生(治療)の問い合わせが殺到しているのです。
47都道府県で歴史と文化のある中心市街地がだめになると、街全体が病んでしまい人々が元気に生活できる状態でなくなります。
いったい、どうすればよいのでしょう…。
その答えは、集客・売上に伸び悩んでいる中心市街地の商業施設に、時代に見合った治療をおこなうことです。

2013年2月1日金曜日

西武沼津店55年歴史に幕:動画

西武沼津店55年歴史に幕





西武沼津店55年歴史に幕
3万人来店、別れ惜しむ
 JR沼津駅南口の西武沼津店(沼津市大手町)31日、閉店した。1997年の浜松店、2006年の静岡店に続く閉店で、県内から「SEIBU」の看板が消えた。商都・沼津のシンボルとして君臨した県東部唯一のデパートは55年の歴史に幕を下ろし、多くの市民が別れを惜しんだ。
 
 午後7時半に営業を終えると、名残惜しむ買い物客を従業員が深々と頭を下げて見送った。店舗前で行った式典で、山本辰美店長は「長らくご愛顧いただいた当店は本日、営業終了します。多くのお客さまに深く感謝します」と述べた。山本店長には地元の沼津大手町商店街振興組合(松田和孝理事長)から花束が贈られた。
 沼津店は旧西武百貨店が1957年、地方第1号店として開業した。「沼津で東京のお買いもの」が当時のキャッチフレーズだった。ピークの922月期は約206億円を売り上げた。しかし、郊外型商業施設の台頭などで20122月期は74億円まで縮小。102月期から3期続けて赤字を計上していた。
《静新平成2521()朝刊》

2013年1月31日木曜日

「西武沼津店本館を解体」


「西武沼津店本館を解体」
 伊豆箱根鉄道 跡地利用方針
 新商業施設が前提

 31日に閉店する西武沼津店(沼津市大手町)の跡地利用に関連し、同店本館の土地と建物を所有する伊豆箱根鉄道(三島市)30日までに、近い将来に新たな商業施設を整備することを前提に、本館の建物を解体する方針を固めた。
 本館は1957年の西武沼津店の開業当初から稼働している。地上8階、地下1階建てで、延べ床面積約6700平万㍍。関係者によると、老朽化が進んだ本館を継続使用する場合は数億円の投資が必要になる。維持コストも含めた水準の賃料で現建物に新テナントを誘致するのは難しいと判断し、事業者や買い物客の今日的なニーズに沿った形の商業施設に建て替えることを決めた。
 伊豆箱根鉄道は「社として(本館跡地利用の)方針は決めたが、内容を公表できる段階ではない」(広報課)としている。
 本館と連絡通路でつながる新館については、土地と建物を所有する複数の個人、法人が、商業ビルとして存続させる考えで一致している。
《静新平成25131()朝刊》

2012年10月9日火曜日

沼津商工会議所 市川厚会頭


沼津商工会議所 市川厚会頭
 気持ち一つに街を再生
 JR沼津駅南口で半世紀以上にわたり「商都の顔」を担ってきた西武沼津店が来年1月末に閉店する。沼津市の中心市街地は予断を許さない状況に追い込まれた。まちの再生への考えを聞いた。

 ー商都としての存在感が薄れている。
 「過去に長崎屋、丸井などが撤退したが、効果的な対策を打てなかった。さまざま取り組みがあっても、一過性のものに終始した、と反省している。今はすべての関係者が同じ危機感を共有している。逆説的だが、気持ちを一つにして街の再生に当たる好機だ」
 ー中心市街地活性化協議会に新設した「まちづくり部会」の役割は。
 「コンパクトシティとしての中心市街地の在り方を考え、行動に移すことだ。メンバーは3040代の若手を中心にした。また、商工会議所、地元商店街、市の3者の緊急対策会議も別途、立ち上げる。閉店後のシャッターを一刻も早く開けることを目指す」
 ー駅を挟んだ北口で進む基盤整備を中心市街地活性化に生かす方策は。
 「建設中の総合コンベンション施設のうち、展示場『キラメッセぬまづ』が来年6月末に、会議場とホテルも再来年夏に開業する。新たな動きを街のエネルギーにするには、沼津駅の高架化の早期着工が不可欠。また、集いやすく広がりある街にするため、たとえ供用期間が短くても、駅の南北を結ぶ自由通路が必要だ。自由通路の開設は今や市民の総意と言えるのではないか」
《静新平成24109()「キーパーソン」》

2010年3月20日土曜日

街の顔 駅前に思いやりを

 街の顔、駅前に思いやりを
 休日に生後6カ月の息子をベビーカーに乗せ、沼津駅周辺に買い物に出かけた。百貨店などがある駅前の大きな交差点に横断歩道はない。道路を渡るには、ずっと離れた横断歩道まで行くか、ベビーカーを持ち上げて地下通路の階段を上り下りしなければならない。バリアフリーの言葉が生まれるずっと前にできた古い地下通路にエレベーターはない。
 「車いすの人や足腰の弱いお年寄りはどうするのだろう」。ベビーカーを押す立場になって、真剣に考えた。
 優しさがなければ人は離れていく。駅周辺を整備するなら、まず思いやりから考えたい。(東部総局・望月貴広)
(静新平成22年3月20日(土)「清流」)