2013年1月31日木曜日

「西武沼津店本館を解体」


「西武沼津店本館を解体」
 伊豆箱根鉄道 跡地利用方針
 新商業施設が前提

 31日に閉店する西武沼津店(沼津市大手町)の跡地利用に関連し、同店本館の土地と建物を所有する伊豆箱根鉄道(三島市)30日までに、近い将来に新たな商業施設を整備することを前提に、本館の建物を解体する方針を固めた。
 本館は1957年の西武沼津店の開業当初から稼働している。地上8階、地下1階建てで、延べ床面積約6700平万㍍。関係者によると、老朽化が進んだ本館を継続使用する場合は数億円の投資が必要になる。維持コストも含めた水準の賃料で現建物に新テナントを誘致するのは難しいと判断し、事業者や買い物客の今日的なニーズに沿った形の商業施設に建て替えることを決めた。
 伊豆箱根鉄道は「社として(本館跡地利用の)方針は決めたが、内容を公表できる段階ではない」(広報課)としている。
 本館と連絡通路でつながる新館については、土地と建物を所有する複数の個人、法人が、商業ビルとして存続させる考えで一致している。
《静新平成25131()朝刊》

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