2019年7月23日火曜日

15年前の記事 沼津市中心部のアーケード名店街(町方町)に十六日、商業まちづくりの拠点を目指す「まちの情報館」がオープンする


沼津市中心部のアーケード名店街・商業まちづくりの拠点
沼津市中心部のアーケード名店街(町方町)に十六日、商業まちづくりの拠点を目指す「まちの情報館」がオープンする。前年度まで三年間、沼津商議所が「チャレンジショップ」を展開していた空き店舗活用を継承する。チャレンジショップは創業支援の場だったが、情報館は人と情報が交流するサロンとしての機能に重点を置く。「商業者と市民による中心市街地活性化に向けた"こと起こし"の場」(市産業振興部)になることが期待されている。
施設は二階建てで、延べ約百二十平方㍍。一階の約三十平方㍍が店舗スペース、二階の約五十平方㍍が会議や講座などに使えるサロン空間になる。一階に入れる店舗はチャレンジショップと同様に創業支援の場とするが、併せてまちづくリヘの波及効果も視野にいれた実験店舗として位置付け、業種や開業期間などを運営側で審査する。第一号店を夏休み前までにオープンさせたい考え。
まちの情報館は、産学官でつくる沼津地域産業振興協議会(会長・諏訪部恭一沼津商議所会頭)が開設する。中心市街地のまちづくりを推進するため、商業者や商店街に専門家や市民団体を加えて取り組む。二階のサロンスペースは▽商業者とまちづくり団体のコーデ.イネート▽商業知識の向上や、まちづくり人材育成のセミナー▽商業者や市民団体の会議▽沼津高専、東海大開発工学部などの知的資源をまちづくりに生かす基盤づくりーなど、さまざまな出会いの場としての活用が見込まれるという。十六日は午前十時からオープニングセレモニーを行う。午後三時まで、ロボットの製作やコンピューターグラフィックスの体験教室などを開き、施設の設置趣旨をPRする。アイスコーヒーや冷やしそうめんの無料サービスもある。(静新平成16513日朝刊)

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