沼津まちづくり会社 中間決算で初黒字
JR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」を運営する沼津市出資の第三セクター「沼津まちづくり会社」(久保豊社長)は10日、2013年9月甲間決算を発表した。売上総利益は66・8%増の3千万円で、380万円の純利益を出した。同社の中聞決算の黒字は初めて。
店舗賃貸事業では、09年度から取り組んでいる経営改善計画に基づき、フロアのリニューアルを継続した。カフェ併設のべーカリーショップなど有力テナントを誘致した結果、売上高は前年同期比3・9%増の1億8200万円となった。
駐車場運営事業は、売上高が5700万円(同14・1%減)に減ったものの、運営を駐車場経営専門会社に委託するなど売上原価を抑え、売上総損失は前年同期より440万円減って570万円になった。全事業の累積赤字は2億5800万円に縮小した。
同社の経営改善計画は本年度が最終年度に当たる。担当者は「目標としている14年3月期決算の単年度黒字化も達成できそう」との見込みを示した。
《靜新平成25年12月11日(水)朝刊》
2013年12月11日水曜日
2013年12月10日火曜日
沼津まちづくり会社(イーラde運営会社)が減資
沼津まちづくり会社(イーラde運営会社)が減資
総務経済委員会では、沼津駅前の大型複合商業施設「イーラde」を運営する沼津まちづくり株式会社の減資について商工振興課の真野正実課長が報告。
同社の資本金二十三億円を一億円に減資するのもので、減資分の二十二億円で利益剰余金のマイナス(赤字)二億六千二百万円を相殺し、残り十九億三千八百万円が資本余剰金となる。
資本金が一億円になることで、同社は会社法が定める資本金五億円以上の「大会社」ではなくなるため、法人監査機関などの設置が任意となり、組織のスリム化と義務的経費の削減が見込まれるようになる。また、税法上でも中小企業者とみなされ、法人事業税の外形標準課税の対象外となるほか、法人税など税負担が軽減される。
二十五年度決算では単年度黒字が見込まれることや、二十六年度以降に固定資産税の軽減適用期間が終了することなどが、今回の減資措置実施の理由だという。
今回の減資は帳簿上の形式的減資であるため、同社の純資産額についての変動はない。沼津市は同社に十二億九千三百五十万円を出資している大株主だが、減資による株主への影響もない。今後、臨時株主総会での議決を経て実行される。
《沼朝平成25年12月10日(火)号より》
資本金を減資へ 沼津まちづくり会社
沼津市が出資する第三セクターで、JR沼津駅南口の再開発ビル「イーラde」を運営する「沼津まちづくり会社」(久保豊社長)は9日、資本金を23億円から1億円に減資する方針を明らかにした。近く臨時株主総会で決議する。市が同日の市議会総務経済委員会で説明した。 本年度中に、会社財産の払い戻しを伴わない無償減資の手続きを済ませる予定。資本金の差益で2億6200万円の累積赤字を相殺し、残る19億3800万円を純資産の資本剰余金として計上する。
市の説明によると、減資により、法人監査費などの義務的経費を削減できるほか、法人事業税の外形標準課税(年間約490万円)の対象外にもなる。
同社はイーラde開業以降、赤字計上が続いたが、09年度から始めた経営改善により、14年3月期決算で初めて単年度黒字を達成できる見込み。
担当者は「組織の見直しや経費削減をさらに進め、財務体質の強化を図りたい」としている。
《靜新平成25年12月10日(火)朝刊》
総務経済委員会では、沼津駅前の大型複合商業施設「イーラde」を運営する沼津まちづくり株式会社の減資について商工振興課の真野正実課長が報告。
同社の資本金二十三億円を一億円に減資するのもので、減資分の二十二億円で利益剰余金のマイナス(赤字)二億六千二百万円を相殺し、残り十九億三千八百万円が資本余剰金となる。
資本金が一億円になることで、同社は会社法が定める資本金五億円以上の「大会社」ではなくなるため、法人監査機関などの設置が任意となり、組織のスリム化と義務的経費の削減が見込まれるようになる。また、税法上でも中小企業者とみなされ、法人事業税の外形標準課税の対象外となるほか、法人税など税負担が軽減される。
二十五年度決算では単年度黒字が見込まれることや、二十六年度以降に固定資産税の軽減適用期間が終了することなどが、今回の減資措置実施の理由だという。
今回の減資は帳簿上の形式的減資であるため、同社の純資産額についての変動はない。沼津市は同社に十二億九千三百五十万円を出資している大株主だが、減資による株主への影響もない。今後、臨時株主総会での議決を経て実行される。
《沼朝平成25年12月10日(火)号より》
資本金を減資へ 沼津まちづくり会社
沼津市が出資する第三セクターで、JR沼津駅南口の再開発ビル「イーラde」を運営する「沼津まちづくり会社」(久保豊社長)は9日、資本金を23億円から1億円に減資する方針を明らかにした。近く臨時株主総会で決議する。市が同日の市議会総務経済委員会で説明した。 本年度中に、会社財産の払い戻しを伴わない無償減資の手続きを済ませる予定。資本金の差益で2億6200万円の累積赤字を相殺し、残る19億3800万円を純資産の資本剰余金として計上する。
市の説明によると、減資により、法人監査費などの義務的経費を削減できるほか、法人事業税の外形標準課税(年間約490万円)の対象外にもなる。
同社はイーラde開業以降、赤字計上が続いたが、09年度から始めた経営改善により、14年3月期決算で初めて単年度黒字を達成できる見込み。
担当者は「組織の見直しや経費削減をさらに進め、財務体質の強化を図りたい」としている。
《靜新平成25年12月10日(火)朝刊》
2012年6月26日火曜日
イーラde3月決算
「イーラde」純損失縮小
3月期決算 店舗賃貸事業など改善
JR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」を運営する沼津市出資の第三セクター「沼津まちづくり会社」(久保豊社長)はこのほど、2012年3月期決算を発表した。売上高は前期比0・6%増の5億6100万円、当期純損失は前期より2200万円(71%)縮小し、900万円だった。開業以降の累積赤字は2億5800万円になった。
09年度から取り組んでいる経営改善計画の柱になっている「店舗賃貸事業」と「駐車場運営事業」はともに前期を上回った。店舗賃貸事業は1、2階のフロアリニューアルを段階的に進め、館全体の売上高増加に伴う歩合賃料が増収した。売上高は4%増の3億3500万円に伸びた。
駐車場運営事業では平日・全日パスポートや割安プリペイドカードの販売促進などを通して認知度の向上に努めた。その結果、前年度に比べて入庫台数が10%増加した。売上高は2%増の1億3300万円となったが、2200万円の部門損失を出した。
経営改善計画では、14年3月期の単年度黒字化を目指している。同社は「今後も店舗賃貸事業の再構築に力を入れていきたい」としている。
(静新平成24年6月26日朝刊)
2009年6月17日水曜日
イーラde:累積損失1億1千万円

累積損失1億1千万円に 沼津・「イーラde」決算
06/17 08:21(静新webnews)
沼津市が出資する第3セクター「沼津まちづくり会社」が経営するJR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」の決算について、栗原裕康市長は16日、「損失は単年度で8500万、累積で1億1000万円が見込まれる」ことを示し、経営改善策として、社長を現在の副市長から民間商業施設の関係者に代える方針を明らかにした。
市議会6月定例会の一般質問で答えた。株主総会は30日に開かれる予定で、貸借対照表や損益計算書の監査を受けた後、速やかに公開する。
栗原市長は「経営体質刷新に向けて専門家を社長に配置し、経営改善計画を早期に作成するよう促している」と述べた。社長には大手アパレルで営業を手掛けた県東部在住の男性に、就任を要請しているもよう。イーラdeは市が出資する第3セクター方式の「沼津まちづくり会社」の経営で2008年3月にオープンしたが1月に主要テナントの1つが撤退した。
06/17 08:21(静新webnews)
沼津市が出資する第3セクター「沼津まちづくり会社」が経営するJR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」の決算について、栗原裕康市長は16日、「損失は単年度で8500万、累積で1億1000万円が見込まれる」ことを示し、経営改善策として、社長を現在の副市長から民間商業施設の関係者に代える方針を明らかにした。
市議会6月定例会の一般質問で答えた。株主総会は30日に開かれる予定で、貸借対照表や損益計算書の監査を受けた後、速やかに公開する。
栗原市長は「経営体質刷新に向けて専門家を社長に配置し、経営改善計画を早期に作成するよう促している」と述べた。社長には大手アパレルで営業を手掛けた県東部在住の男性に、就任を要請しているもよう。イーラdeは市が出資する第3セクター方式の「沼津まちづくり会社」の経営で2008年3月にオープンしたが1月に主要テナントの1つが撤退した。
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