2012年6月26日火曜日

イーラde3月決算

「イーラde」純損失縮小  3月期決算 店舗賃貸事業など改善  JR沼津駅前の再開発ビル「イーラde」を運営する沼津市出資の第三セクター「沼津まちづくり会社」(久保豊社長)はこのほど、2012年3月期決算を発表した。売上高は前期比0・6%増の5億6100万円、当期純損失は前期より2200万円(71%)縮小し、900万円だった。開業以降の累積赤字は2億5800万円になった。  09年度から取り組んでいる経営改善計画の柱になっている「店舗賃貸事業」と「駐車場運営事業」はともに前期を上回った。店舗賃貸事業は1、2階のフロアリニューアルを段階的に進め、館全体の売上高増加に伴う歩合賃料が増収した。売上高は4%増の3億3500万円に伸びた。  駐車場運営事業では平日・全日パスポートや割安プリペイドカードの販売促進などを通して認知度の向上に努めた。その結果、前年度に比べて入庫台数が10%増加した。売上高は2%増の1億3300万円となったが、2200万円の部門損失を出した。  経営改善計画では、14年3月期の単年度黒字化を目指している。同社は「今後も店舗賃貸事業の再構築に力を入れていきたい」としている。 (静新平成24年6月26日朝刊)

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