市議会傍聴者「変化 実感させて」
2016年12月9日金曜日
2016年12月8日木曜日
ららぽ一と 商店街関係者は失望
大沼・沼津市長 高架化「年度内に結論」撤回 「ららぽーと」方針踏襲
推進派と見直し派 期待、不安の声
ららぽ一と 商店街関係者は失望
市長選で「スピード感ある市政」を掲げ、大差をつけて初当選した大沼市長。JR沼津駅周辺高架化事業で賛否の結論を先延ばししたことに対し、推進派と見直し派から期待と不安の声が上がった。ららぽーと誘致の方針には、商店街関係者から失望の声が漏れた。
「沼津駅の高架化を実現する市民の会」事務局の沼津商工会議所の木戸英寿(えいじゅ)参与は「今年、来年が正念場だと、県や前市長に繰り返し訴えてきた。一日も早い着工を目指してスピード感を持って取り組んでほしい」と求めた。
高架化見直しを訴える「原貨物駅に土地を売らない地権者の会」会長代行の殿岡修市議は「年度内はまず不可能だと思っていた。延びるのは仕方がない」と理解を示した。「無理して結論を急ぐのではなく、市民の理解が得られた上で結論を出した方がいい。正しい判断だ」と話した。
市議会で市長の答弁を聞いた市商店街連盟の芦川勝年会長は「あんなに簡単に決断してしまうとは…。ショックを受けている。ららぽーと計画は検証すると聞いていたので、高架化事業と同じプロセスがあると思っていた」と語気を強めた。「高架化もニュートラルと言うが、行政の既定路線に取り込まれてしまうのでは」と疑問を口にした。
【東京新聞平成28年12月6日(火)朝刊静岡版】
2016年11月11日金曜日
2016年10月20日木曜日
沼津商議所次期会頭 岩崎氏が内定
沼津商議所次期会頭 岩崎氏が内定
沼津商工会議所は19日、沼津市の同商議所で常議員会を開き、10月末で任期満了を迎える市川厚会頭(82)=石川建材工業相談役=の後任を岩崎一雄筆頭副会頭(76)=税理士法人イワサキ代表社員=とする人事を内定した。28日の臨時議員総会で正式決定する見通し。
副会頭は後藤行宏氏(64)=ゴトー会長=を再任し、山口憲三氏(66)=山口製作所会長=、原国夫氏(61)=JAなんすん常務理事=が新たに就任する。JA幹部が県内の商工会議所で副会頭に就くのは2例目。現副会頭の紅野正裕氏(63)=沼津信用金庫理事長=、秋元一寿氏(69)=秋元水産会長=は退任する。
同商議所の副会頭は定款で4人と定められている。同商議所は残る1人の選任を進めている。
木戸英寿専務理事(68)の退任、杉山金芳常務理事兼事務局長(62)の専務理事昇任も内定した。
【静新平成28年10月20日(木)朝刊】
2016年9月27日火曜日
沼津駅周辺商店完全消滅へカウントダウン(あと1000日)
ららぽ~と来秋着工へ
沼津市議会一般質問 市長「調整円滑に」
沼津市の栗原裕康市長は26日の市議会9月定例会一般質問で、同市東椎路の市街化調整区域に大型商業施設「ららぽーと」が進出する計画について、運営する三井不動産が2017年秋の工事着手に向けて準備を進めていると明らかにした。19年秋の開業を目指しているという。梶泰久氏(市民クラブ)への答弁。(東部総局・田村和資)
現地は開発行為などに一定の制限がある市街化調整区域で、市は市街化区域に編入する方針で調整している。
栗原市長は「7月に市街化区域へ編入するための都市計画原案が確定した。現在は年度末の都市計画決定に向けて順調に手続きを進めている」と説明し、「市も調整が円滑にいくように、(閲係機関と)連携して取り組んでいく」と強調した。
【静新平成28年9月27日(火)朝刊】
2016年8月30日火曜日
沼津商議所 市川会頭退任へ
沼津商議所 市川会頭退任へ
沼津商工会議所の市川厚会頭(82)=石川建材工業相談役=が30日午前の常議員会で、10月末の任期満了を機に退任する意向を示した。後任は会頭経験者や同商工会議所の部会長で組織する選考委員会で協議し、10月の臨時議員総会で正式決定する見通し。
市川会頭は席上「皆さんに指導していただきながら、約6年間務めることができた」と述べ、後進に道を譲る考えを明らかにした。今後は相談役として、同商工会議所の事業に対して助言する考えも伝えた。
市川会頭は2010年11月就任で現在2期目、中心市街地活性化事業や14年の同商工合議所の新会館移転などに尽力した。
【静新平成28年8月30日(火)夕刊】
2016年8月20日土曜日
水葉亭 8月末閉館へ
水葉亭、月末閉館へ
熱海の景況に影響も
熱海市伊豆山のホテル水葉亭が8月末で営業を終えることが、19日までの複数の関係者への取材で分かった。市内有数の大規模ホテルの廃業は、宿泊客増に沸く熱海温泉の今後の景況に影響を与える可能性がある。
売却され新施設に生まれ変わることも想定されるが、関係者に具体的方針などは明示されていないという。水葉亭の幹部は静岡新聞社の取材に対し「答えられない」としている。
水葉亭を巡っては3月ごろ、旅館ホテルの再生事業を全国で展開する企業に売り渡されるとの情報が広まったが、最終局面に入って交渉が決裂していた。施設は一部老朽化し、新たな事業者が宿泊施設の形態を続ける場合もリニューアル工事が必要になるという。
ホームページなどによると、水葉亭は地上11階建て、70室以上の客室を誇る伊豆山地区を代表する地元資本のホテル。国道135号に面した斜面に建ち、相模湾を一望できる大露天風呂や大宴会場などが名物。
(熱海支局・荻島浩太)
宿泊客数激減を懸念
熱海温泉屈指の大型宿泊施設ホテル水葉亭の閉館が19日までに明らかになり、地元の観光業関係者は驚きの声を漏らすとともに、今後の対応に頭を悩ませた。
2015年度の市内宿泊客数は14年ぶりに300万人を突破し、業界は好況感に沸く。市内各地区の旅館組合でつくる連合会の幹部は「負債などはないと聞くが、従業員の雇用をどうするかなど詳細が分からない」と今後の行方を不安視し、「近隣や中心部の加盟ホテル・旅館の稼働率を高めるなど対応策を迅速に講じ、影響を最小限に食い止めたい」と話した。
水葉亭は100人規模の大宴会場を有し、県内外の団体客をはじめ地元の各種組織も愛用してきた。社交飲食業に携わる男性(47)は「夜の魅力を提供できる場がまた一つ減る」と影響を懸念する。
企業などの一大保養地として知られた熱海温泉だが、団体客受け入れの象徴的存在だった熱海後楽園ホテルの旧館「みさき館」も8月末で営業を終える。みさき館と水葉亭で年間計20万人前後を受け入れてきたといわれ、秋以降の宿泊客数が大幅に減る事態が懸念される。
【静新平成28年8月20日(土)朝刊】
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